日々の気付きと時々、振り返り

しがないセールスエンジニアが日々考えてることをまとめたもの。

目標と成果の関係 --心構えが実績に与える影響--

友人と話していて、自分が達成できる成果の水準は、実は自分の現在の実力だけではなく、自分がどれくらいの高さに目標を設定するかに左右されるのではないかという仮説に至った。例えば、大学受験を例に取れば、東大を第一志望にするか、あるいは、他の大学を第一志望にするかが、受験の結果に影響を与える、かのように。

というのも、身の回りの友人の話を聞いている内に、実際に実績を残している人は、実績を残す前も、実績を残した後の目標も、極めて高い人が多く、逆に多少実績が見劣りする人は、元の目標が低く、その後の野望もそれほどない。

もちろん、これは因果関係が逆の部分もあり、元々能力が劣る人が様々な挫折経験から自分の能力を正確に見積もっているという側面も存在するため、一概には言えない。しかし、ある程度確かな事実として高い目標が高い成果に結びつく側面は存在する。

これには二つの意義がある。一つは、性格や心構えが成果に影響を与えるということ。要は自分が無意識に設定している目標の水準を改めて客観視してみて、それがあまりに低すぎる場合、目標を少し引き上げることで成果を向上させられる可能性があるということである。次に、目標を高く設定するだけで、あげられる成果を高められる可能性がある、ということである。目標を高めることで、モチベーションが上がり、必要な努力の質が変化し、やるべきことがより明確に、無駄なく洗練され、成果を高める効果を得られる。

そんなことを様々な友人と話をしながら思った。

ではでは。