日々の気付きと時々、振り返り

しがないセールスエンジニアが日々考えてることをまとめたもの。

基本方針 --いずれ変わるけど、それでも、一旦。--

ここ数日の考察を簡単にまとめてみる。

 

大体、人々の不安は以下の3つ。

・将来に見通しが立たず、希望がない

・仮初めの目標を見つけても、急に虚無感に襲われる

・なんか寂しい

 

 

1.未来の希望について

大きな時代の流れや社会全体の流れは、ごめん、これは僕にはどうしようもできない。というより、それに頼るのは、個人的に不健全だと思うんだ。だって、今の日本でそういう国民が、一致団結、生涯かける価値があります!っていう目標を立てる場合、それって日本全体が未曾有の危機に陥ってる時でしょ?東日本大震災とか、そういう役割を期待されたけど、それってすごくナンセンスだし、個人的にあんまり好きくない。それに、今どきイデオロギーに生きるのは、ちょっと格好良くない。だから、各自の希望の光を灯すほうが、全然次世代的だし、素敵じゃない?少なくとも、僕はそう思う。だから、そういう方向性で。

 

そして、生活は守ろう。大体、夢とかいっても、不完全だし、そろそろ機能不全起こしているし、個人の救済策としてはあんまり賢くないんだよね。だから、夢の機能不全を補うように、日常の幸せがあればいいんだと思う。夢破れても、なんだかんだ毎日楽しいわという世界。そういう社会体制を作ろう。

 

2.毎日のやりがいについて

それでも、夢や希望はやっぱり大きな力を持つし、個人的にあった方が素敵だなと思う。だから、少しでもそういう打ち込めるもの、自分の役割を確認できるような世界がいい。早い内から社会に触れて、自分を磨き、確かめるんだよね。これは生涯やっていいと思う。幼少期からリタイア後まで。教育と雇用の分野。

 

3.人とのつながりについて

個人的には、夢と生活の担保で、だいぶ個人は守られていると思うんだけど、それでもやっぱり人とのつながり、温もりの持つ力は偉大だなって思います。ただ、申し訳ないことに、今の時代は自由を手に入れた代わりに、温かな関係性は提供できないんだ。とりあえずのつながりと不完全な代わりの紐帯は提供できるんだけど、残念ながら完全ではない。だから、今の時代、人とのつながりは自分で作っていく必要がある。その代わり、そのための力を身につける環境は、社会が責任を持って準備するから。だから、その中で、辛いと思うけど、なんとか集団を作り、組織を作り、関係性を作る力を身につけてほしいと思う。厳しい世の中を渡り歩く力を、社会に出るまでに身につけてほしいと思う。学校と社会のシェイクハンズ。リアルを知覚し、ディレクトできる能力。

 

ここらへんが基本骨子になる。僕の限られた経験と少ない知性と少しの想像力をフル動員した結果だけど。で、最後、なんでお前がやるの。お前が何をするのという話。これは完全に戯言なんだけど、僕のポリシーとして、エリートはその責務を果たす必要がある、という思いがある。これは僕が受けた教育の影響もあると思うんだけど、やっぱり社会を変革しようという時に、誰がそれをやるのかといえば、生まれてからこれまで社会から投資を受け続けたエリート。そして、社会的に、時に経済的にも、余裕のあるエリートがリスクとらないで、命を燃やさないで、よっぽどギリギリにいる人にそれを任せるというのは、随分見下げた根性ですねーという気がする。何回か失敗しても、全然へっちゃらなのに。僕なんて、何回も失敗してる。まぁ、最後はちょっとしゃべりすぎましたね、完全に。

 

こういう方向性で、ちょっとずつ考えていこう。後は、ケセラセラ

 

ではでは。