日々の気付きと時々、振り返り

しがないセールスエンジニアが日々考えてることをまとめたもの。

創業者特有の不安 --その覚悟と決意について--

こんなエントリを昔書いた。こんなエントリも書いた。この2つを合わせると自分の置かれている状況がある程度理解できるのではないかと思う。

 
こういう時、こまめにブログを書いてるのは便利だ。
 
最近になっても、いまだに未知の恐怖を抱えている。頭の中にある自分の構想を、必要な情報を集め、適当な人物に話を聞き、構想を実現可能性のある事業計画に落とす作業に、恐怖にも近いためらいを覚えるのだ。
 
単純にその作業に時間がかかり、大変、ということもある。実際に1日で進める量は限られたものだ。目の前にこなさなければいけないこともたくさんある。両方をバランス取りながら進めることは簡単なことではない。ただ、それ以上にその作業にとりかかる上で尋常じゃない精神的負担に晒されるのだ。
 
これには2つ。いや、2.5個くらいの理由があるように思う。1つ目は、創業者特有の孤独と責任、不安。一度取り掛かったが最後、周りとの共通の話題を失い、独りになってしまうのではないか、という思いがある。もちろん事業自体が成功するか、という不安もある。起業は、なかなかに覚悟がいることなのだ。2つ目はキャパ。やはり、社会全体に影響を与えるレベルになると難易度も規模も、格段に大きくなる。それを限られた時間で成し遂げられるのか、という、本能にも近い恐怖がある。この道を進んではいけない。進めば破滅が待っている。そう、本能が語りかけてくるのだ。そして、2.5個目。これまでの起業経験のトラウマ。そこで経験した痛みは、確かに自分の体に刻まれているようだ。気にしないようにしていても、やはりなんらかの作用は働いている気がする。
 
そのために徐々にこのプレッシャー慣れること。この孤独と不安は、本質的にはどのような立場でも解決する必要がある問題だ。そして、仲間を見つけること。やはり仲間の存在は大きい。周りの起業家と話していても、皆そう言う。
 
焦らず、けれども確実に、前進していく必要があると思う。
 
ではでは。