何かを学ぶことについて
いつの間にかもう9月ですね。
僕の8月はプログラミングの勉強で終わりました。
何をやっているのでしょうか…苦笑
日々四苦八苦悪戦苦闘しながら学ぶ中で、気づいたこともそれなりにあるので書き留めておきます。
8月初めの状態
8月初めはプログラミングの「プ」の字もわかりませんでした。し、しーえすえす…?わっ、色が変わった!すごーい!!というレベルです。まぁ、初めはそんなものですよね。
そこから1ヶ月学ぶことで、なんとかlinux環境でRubyを動かせるようになりました。
全部理解しようとしない
初めに全部理解しようとするのはご法度だなぁ、と。理解しても忘れます。時間ばかりがかかってしょうがないです。
自分の場合は一言一言の意味を理解しようと、いちいち検索しては新しい用語にぶつかり、また検索して、気づけば日は暮れ、あれ…?という始末で。そして、その内のほとんどは今覚えていません。
大枠をつかむ
初めは大枠をつかんだほうがいいと思います。
プログラミングではこのサイトが最高です → ドットインストール
なんとなく全体像がつかめると、理解しなければいけないものと、自分が理解できていないものがぼんやり分かってくるんですよね。そうするとだいぶ検索しやすくなって、短時間で学べるようになります。わからない部分だけ検索すればいいわけですから。
作ってみる/使ってみる
これがすごく大切だと思いました。理由は2つです。
・理解する能力と作る能力は別物
・手を動かすとわからない部分がより明らかになる
まず、1つ目。理解する力と作る力は別です。
例えば、webサイトの例で言えば、htmlのルール(書き方)とCSSのルール(書き方)以外にも、サイト全体のデザインや構成などの要素、もっと言えば、サイトが解決する課題設定が必要になります。これ、プログラミングの知識とは全然別物なんですよね。
元々、僕の目的はプログラミングの理解ではなく、「webサイトを作る能力を身につけること」でした。実際にやってみないと力が身についているかわからないんですよね。もし、身についていないことがわかれば、そこで補えばいいわけですから。
次に、手を動かすとわからない部分が浮き彫りになります。
自分の場合、webサイトを作る時にhtmlとcssの知識を得た後、何をすればいいかわからなくなってしまったんですね。
「よし、なんとなくわかった!さて、何を作ろう?あれ、、何を作ろう…?作りたいものが、ない…。」なんとも酷い状態でした。笑
ただ、その段階で、次のことがわかったんです。
・自分は作りたいものが明確になっていない
・そのためにサイトを通じて解決したい課題見つける必要がある
・そして、課題解決に適したサイトの構成を考える必要がある
そのために、自分の問題意識や自分が発信できることを探り、よく出来ているサイトをいくつも観察してデザインを考え、ノートにページデザインを何枚も何枚も書きました。そうすることでやっとコーディングの段階になるんですね。
うわー、サイトを作るってこんなに大変なのかー。これは「やってみないとわからない」なぁ…。と、なるわけです。
やっている内に慣れる
振り返るとこれも大きいなと思いますね。学校の勉強とかイメージしやすいと思うんですが、昔、すごく苦しんだのに今は楽勝なことってありますよね?
例えば、初めに方程式を習った際には、「x?? なんで英語…??意味がわからない…。」と思ったものが、今では結構わかるという方も多いと思います。
プログラミングも一緒です。やっている内にずいぶん成長を実感します。だから、最低限形にできる力・知識を手に入れたら、作って作って作りまくることが成長の近道です。そして、作るものはしょうもないものでもいいと思います。形にするのが何よりも大切です。一度出来ると次はだいぶ楽ですよ。
最後に--何かを学ぶこと--
ここまで僕の夏の経験を書いてきましたが、この経験はプログラミング以外の分野にも当てはまると思います。
まずは、大枠をつかみ、わからない部分を補填し、そこで得たありあわせの力・知識で一つ形を残してみる。その過程で、もがきながら、人は驚くほど学べます。
特に今はネット上で様々な情報・機会が手に入る時代です。何か気になることがあれば、少し動いてみる。動くことで得られた新しい知見を次に活かしてみる。その積み重ねが毎日新しい発見をもたらし、日々に彩りを添えてくれるなぁと、振り返りながら思います。
ということを感じた、今年の夏でした。
ではでは。