日々の気付きと時々、振り返り

しがないセールスエンジニアが日々考えてることをまとめたもの。

頑張らなければ得られない世界と物があることに最近やっと気づいた

最近自分の身の置所を模索している中で、世の中頑張らなければ得られない世界と物があるんだなと実感したので書いてみます。

 

昔の自分はよく「頑張る」人間だったと思います。そんな盲目的な自分に嫌気が差し、もっと人間的に、伸び伸び生きようと思う時期があり、そして、伸び伸び生きようとする余り、自分の好きなもの至上主義、自分が信じるものにのめり込まなければいけないと思う時期を迎えました。そして、のめりこんだ結果、自分を殺してしまう時代に差し掛かり、これではいけないと思い、休息を取るようになります。休息を取る中で、自分を過度に大切にする余り、少しずつ頑張り方を忘れてしまい、自分が気の向くように生きる人間になり、人はなぜ頑張るのだろうかとさえ、考えるようになっていきました。

 

そのようなことを考えながら様々なことに手を出している内に、頑張る理由の一つに出会うことが出来たように思います。その結果が今回のエントリの内容です。人間は社会的に、人との関係性の中に生き、その関係性を育むために責任が生じるということを学び、それが「大人になる」過程の一つなのかなぁと思いつつ、その責任を果たすためには頑張らなければいけないことがあるということも知りながら、それでもなぜ、人は頑張らなければいけないのだろうかと考え続けて得られた、部分的で、小さな結論です。

 

頑張らなければ得られない世界、物がある

学歴、経歴、褒章。世の中には人を評価する客観的な指標が存在し、どれだけ正論、本質論を唱えても、人間の心理的にも、現実的な制度的にも、それらの指標には影響力があります。そして、高い評価(シグナリング)を得るためには何かしらの代償を支払う必要があります。受験勉強でも、選考対策でも、エッセイの準備でも、事業計画書の詰めでも、総じて「努力」という言葉で括られる投資が必要です。この評価について、今の自分の相場、もしくは、それ以下の相場を保とうとする際にはそれほど大きな労力はいりません。これまでの貯金を使えばやりくりできます。しかし、自分の相場をより高めようとする場合、新たな投資、いわゆる「努力」が必要になります。

 

頑張ることで得られる世界、物

僕は学歴や経歴といったラベルが嫌いでした。しかし、様々な人と話をする内に、逆説的ですが、高い相場を生む高い壁の向こう側には、その壁を乗り越えるだけの投資を惜しまない人が集まる空間があることに気付かされました。人、人の持つ知見、人に集まるリソース。これらが壁の向こう側では、悲しいことに、量も質も違うと、肌で感じました。世の中には「人を区切る見えない境界線と暗黙の交通券」があるかもしれないと思ってしまったのです。これは新しいこれは新しいスキル(プログラミングでも、英語でも)を身につけ、新しい領域(技術畑でも、海外労働市場でも)に飛び込もうとした時に、絶対的不利な立場から挑戦する中で気付かされたことでした。

 

頑張る理由

世の中には限られた人間にしか手に入れられないものがあります。そして、その限られたものを手に入れるためにはその限られた集団に入り込む必要があります。そのためには、今の自分の相場を高める努力が必要であると理解しました。

 

最後に、

自分で書いてても、自分が嫌な人間に思えてきますね。ただ、意識しないと、知らぬ間に損をしてしまうかも、と思ったので書いてみました。

 

ではでは。